スクールこぼれ話♪

少し肌寒さを感じながら日本を発ち、NYではダウンを着ていても寒さを感じた前半日程、その後は日差しも強い夏日……日々色々。

様々な事に軽やかに対応する力が必要なニューヨーク ファイナル。
限られた時間の中で今を精一杯過ごす世界中から集まった子供達は輝きを放ち、その美しい佇まいに見惚れてしまうほど。
その中で何を感じ何を行動し何を持ち帰るのか……。
彩芽にとっては初めての海外のコンクール。行ける事が奇跡！そんなスタートでした。本人は恐らく精一杯なのだと思うけれど、あまりにも幼い。仕方無いと片付けるのは簡単だけれど、それでは意味が無い……と自問自答の日々でした。

沢山 話をしました。バレエ以外に必要な事。何もNYで…ではなく、今、バレエの為に米国に来たのだからこそ、日常生活の大切な事を話す必要があると思ったのです。

今回の10日間、本当に多くの横の繋がりを感じました。そして沢山の方々の手に助けて頂きました。感謝しかありません。有難うございました。

ファイナルを客席で見て色々と感じました。学びました。皆さんの迸るパッション！凄いのです。足りないままで駄目です。これは私自身が日本に持ち帰ります。

そして、最終日のガラ公演！
本当に素晴らしかったです。ルグリ、ロホ、ゴメス、ラカッラ、アナニアシヴィリ、ルンキナ、ゲラン、ヤンヤンタン……。そして、すぐ近くの客席には主役のフリオボッカ。そして美しいジュエリーケントの姿も。
これから先の人生……エレガントでありたい！と心に刻んだ瞬間でした。


観ている人をhappyに出来るダンサーを育てて行きたい……。
新たなる夢が出来た今回のNY。
夢を形にしなければ……。

小柴 葉朕